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Report From イタリア  鍵井 輝子  
2006年4月8日〜15日

【4月8日】
関空出発、ドイツ経由、ピサ到着!

ルフトハンザ航空で関空を9:55に出発。

ドイツのフランクフルトでトランジット。
出国手続きも終え、足早に搭乗ゲートへ着くと、人っ子一人いないカウンター。係員に尋ねると搭乗ゲートが変更されていた!運の悪いことにまるっきり反対側のゲートに変更されていたため、猛ダッシュで空港内を走り回った挙句、何とか無事1列に6席しかない小さなジェット機に乗り、ドイツを出発。

そして2時間、あっという間にイタリアはピサに到着。

この時期ちょうどフィレンツェ空港が工事中のため、あの斜塔で有名なピサで降機することとなったのである。

のどかな田園風景の中、車で揺られながら1時間でフィレンツェに到着。夜も8時を過ぎていたので、軽食のみで就寝。


【4月9日】
ボローニャ

ユーロスターでボローニャへ。

ガイドも何もない旅のため、自分達でユーロスターに乗り込む。ガイドブックすらホテルに置いてきたため、どこ行きに乗ればボローニャへ行けるのかも不安なまま、方向的にミラノって事で、ミラノ行きに乗り、1時間で無事ボローニャへ。


コスモプロフショー

いよいよコスモプロフのショー会場へ。

日曜ということでかなり混雑していたが、ネイルのパビリオンは特に混んでいた。

この日は混雑がすごいため、早めにショー会場を出て、昼食へ。2時間ほどかけてリストランテでランチをいただく。パスタ3種盛りは超絶品だった。

【4月10日】
ドゥオーモ

朝6時に起床して、冷静と情熱の間の舞台となったフィレンツェのドゥオーモへ。

人間業の素晴らしさに感動するモザイクは、生涯忘れないだろう。

ゴシック調の美しいドゥオーモはミラノにあるらしいが、今回の旅程には含まれていない。次回プライベートで必ずミラノのドゥオーモを見てみたいと思う。

baraian
コスモプロフショー再び

足早にドゥオーモ見学をして、ユーロスターに乗り込み、ボローニャへ。

この日は平日にもかかわらず、前日と変わらない人、人、人。ネイルのパビリオンへ行ったら、1台6役という面白い物を発見。ドライヤー、マニキュアボウル、UVライト、ドリル、アームレスト、ダストバキューム。イタリア人は合理的な民族なのか?日本人にも受け入れられそうな気がした。

スパパビリオン、ヘアパビリオンを見回って、会場を後にした。

この日も夜8:30の電車なので、ボローニャ観光をすることに。古い教会へ入って、降架されるキリスト像を見たり、ヨーロッパで一番古い大学であるボローニャ大学へ行ったり、日本よりも歴史のある街というのを実感した。



マンゴープリン
【4月11日】
ドゥオーモとローマ

再度早朝のドゥオーモへ。

この日はクーポラに昇ってから町並みを見下ろす計画。人ひとりがやっと通れる位の狭い階段を、出口の見えないまま延々と登る。聞こえるのはぜいぜいと自分の喘ぐ息の音と足音のみ。気の遠くなるほどの階段を足早に登って、その果てに見たものはフィレンツェ中を見渡せる絶景。冷静と情熱の間の映画で見た景色だが、自分の目で見ることは全く違った感動だった。
クーポラの中も、素晴らしい天井画が描かれている。

お昼にはローマへ到着。チェックインを済ませて、ホテル近辺を散策。スペイン広場、パンテオン、トレヴィの泉、オペラ座など、歩いてウロウロしているとたどり着く距離。地図を片手に町中を世界中の人々が歩いている。これに紛れて私達も地図を見ながら、半日でかなり網羅した。

 



【4月12日】
コロッセオ

この日は、紀元すぐに作られたコロッセオへ。そう、あのグラディエーターの舞台。すでに2000年は経っている建造物だが、これほど巨大な劇場を、何の機械もない時代にどうやって作ったのか。そして、これを作るのにどれほどの人力が必要だったのか、それを作らせた権力者のエゴはどれほどのものだったのか計り知れない。

猛獣と人間を戦う見世物をさせるための劇場であることの残酷さを感じながら、こうして観光で来る時代に生まれたことに感謝。

ナヴォーナ広場やサンパウロ城など、前日に見逃した場所をひたすら歩き、一日終了。

翌日は、最後の楽しみに置いてあったヴァチカンへいよいよ行くのである!

帰り空港

帰り空港
【4月13日】
ヴァチカン

この日も早朝に起きて、足早にヴァチカンへ。

この日は週一回ある、ローマ法王の謁見の日。なんと、ローマ法王に会うことができた。

と言っても、人の頭ばかりで肉眼では見えない。カメラを持つ手を上げ、モニターを通してローマ法王に拝謁できた。

私は仏教徒のため、あれほどきれいな賛美歌の唱和を聞いたことがなかった。結婚式のチャペルで唄われる賛美歌とはまた違う。穏やかでやわらかいメロディ。サンピエトロ寺院のクーポラに澄み渡る歌声を聞くと、背筋に電気が迸る。機会があれば、是非味わっていただきたいと切に願う。

神聖なるという言葉がぴったりな朝のミサを出て、私達はヴァチカン美術館へ向かった。

こちらも混んではいたが、比較的スムーズに入れて私が一番楽しみにしていた「最後の審判」を見ることができた。

感想を文章で書くことはできない。是非自分の目で見て欲しい。

今まで大自然を目にする感動が好きで、自分でもたくさん体験してきたけれど、人が作ったものがこれほど人を感動させるものとは思っていなかった。

生まれて初めて、本物の「芸術」に触れられた。

人間のなせる業をまざまざと見せられて、人間に生まれてきて本当に幸せだと思う。

 

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